写真や動画、メール、金融情報など、さまざまな個人情報や重要データが保存されているパソコンのハードディスク（HDD）が壊れてしまったら…。データが重要であればあるほど、より安全性と技術力の高い「データ復旧サービス」を利用するのがおすすめです。
一方で、個人情報などを含むHDDを業者に預けて本当に問題がないのか、そこから個人情報が漏洩することはないのかといった不安もあるかもしれません。
そこで、安心してデータ復旧を任せられるデータ復旧業者を選ぶためのポイントをご紹介します。

HDDには個人情報をはじめとする重要なデータがたくさん保存されています。
これらを消失しないようにするための基本的な対策、およびHDDが故障してデータにアクセスできなくなってしまった場合の対処方法を見ていきましょう。

HDDには寿命があるため、こまめなバックアップがおすすめ

パソコンの寿命は一般的に3〜5年程度とされていますが、中でも重要なパーツであるHDDは消耗品でもあり、おおよそ1万時間程度が寿命の目安とされています。これは、毎日8時間程度の使用で3〜4年もすれば寿命が訪れることを意味します。

経年劣化等によるHDDの故障からデータを守るためには、こまめにバックアップを取ることが何よりもおすすめです。できれば自動的かつ定期的にバックアップできる環境にするのが良いでしょう。
不意にHDDが故障するようなことがあっても、バックアップさえ万全であれば、修理・交換した新しいHDD（またはパソコン）へと重要なデータを復元することができます。

HDDが壊れたら？バックアップがないときはデータ復旧サービスを使おう

では、バックアップがない状態でHDDが壊れてしまったら、、、
その場合に頼りになるのが、障害のあるHDDからデータを救出してくれる「データ復旧サービス」の存在です。

一口にHDDの故障と言ってもその原因や症状はさまざまです。専門知識がない場合、これらの原因を特定して適切な対処をすることは非常に難しいでしょう。
しかし、専門の知識と技術および施設を備えた業者によるデータ復旧であれば、データを救出できる可能性は格段に向上します。

HDDのデータ復旧を依頼する際に心配なのが、法外な料金の請求や、HDD内の個人情報漏洩です。
こうした不安を取り除き、安心してデータ復旧を依頼できる業者を見極めるためのコツをご紹介します。

料金や復旧率よりもまず「信頼性」に注目！データ復旧業者を選ぶコツ

データ復旧サービスを検討する際に気をつけたいのが、業者の選定です。
本来あってはならないことですが、中には悪質な業者も存在するのが現状です。
不自然なまでの「復旧率の高さ」を派手に喧伝したり、料金体系や見積もり料金が曖昧な場合、相談者に対して嘘によって脅したり、焦燥感を煽るなどの詐欺的手口が行われ、そのまま法外な料金を請求されることもあります。

こうした悪質な業者を避けるには、「一般社団法人 日本データ復旧協会（DRAJ）」の会員企業から業者を選ぶことをおすすめします。
アドバンスデザインが常任理事を務めてもいるDRAJは、データ復旧業界の健全化を目的とした組織であり、DRJAの会員企業のサービスであれば安心して利用できます。

個人情報の漏洩を防ぐには、ISO27001やプライバシーマーク（Pマーク）に注目

前文でもあるように悪質な業者やいい加減な業者は存在します。
そのような業者を見極めるのに、日本データ復旧協会（DRAJ）へ加入している以外に第三者機関による保証があるかどうかに注目しましょう。

データ復旧サービスの場合、情報資産（つまりデータ）全般を対象とした情報セキュリティマネジメントシステムの国際規格であるISO27001（ISMS）を取得していれば、きわめて信頼性が高いと言えます。アドバンスデザインはISO27001を2011年4月に取得しており、個人情報を含むさまざまなデータの安全が保証されています。

また、情報資産全般ではく、個人情報のみを対象としたものになりますが、プライバシーマーク（Pマーク）を取得しているかどうかも、ひとつの目安になるでしょう。

データ復旧の価格はダメージレベルで変化。相場はPCなら3万円〜が目安

HDDのデータ復旧にかかる費用相場はサービスや各社でさまざまですが、おおよその目安としてHDDを内蔵したパソコンの場合で3万円程度からと見ておきましょう。

ただし、HDDの障害がどのような内容なのか、どの程度のものなのかというダメージレベルによって料金も変わってきます。

そのため、個別の案件でいくらになるかについては、初期診断（初期調査）を行って見積もりを出してもらわなければ把握できないという点に注意しましょう。

アドバンスデザインでは、高品質のデータ復旧サービスを提供しています。
高いセキュリティレベルと、データ復旧技術を持った専門のエンジニアが、企業だけではなく個人向けのサービスも行っています。まずは無料初期診断サービスにお申し込みください